「宜しく」と声をかけると?言葉が通じない様子…そうだ!翻訳アプリ…
スマホを手にし、「日本語入力後英語変換」で
「日本の方かと思いました」と入力して彼女に画面を見せた。
彼女は私のスマホにこう入力
「アメリカに住んでいます。家族と日本を観光して1月2日に韓国に行きます。日本の景色、食事、人も良いです」
それからだった。箱根湯本までの彼女と小田原迄の私のスマホでの会話が始まった。
年齢は14歳だという韓国の女の子、韓国ドラマの中に日本の良さを感じると言う私に、お互い感じるものがあった。会話は弾み、韓国と日本の歴史問題はあるが将来仲良くしていきたいで一致。
アナウンスが…「次は小田原」でビックリ!1時間あまりもやり取りしていたのだった。
「アプリで会話をしたのは初めて、あなたに出会ったこと幸運でした。忘れません」と彼女。私も同じ思いを画面表示、思わず手を固く握り合って何度も振り返り下車したのだった。
スマホ翻訳アプリに「ありがとう!」であった。 (deko)